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2006年12月1日 場所を変えて再開。 でも、ほとんど日常のだらだら話ばかりで、鳥の話は滅多にないと思われます。むしろ虎ばか・・・。
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T氏と12年続けてきた恒例の「干支の山」登山2巡目・・・今年は「亥年」なので当たり前だが「亥」もしくは「猪」がつく山を・・・ということで、滋賀県の「猪ノ鼻ヶ岳(508.6m 別名:宝殿ヶ岳)」に登ることにした。
今年は、昨年の登山がまたまた12月になってしまい、かなり焦ったと言うことと、「 猪ノ鼻ヶ岳」のすぐ近くに国の天然記念物である「 鎌掛(かいがけ)谷のホンシャクナゲ群落」があるということで、シャクナゲの開花時期である4月下旬~5月上旬に登ろうということになった。例年を考えれば殊勝な心がけである。
今日のコースは鎌掛峠」→「猪ノ鼻ヶ岳」→「 砥山(とやま 615m)」→「鎌掛谷ホンシャクナゲ群落」→「鎌掛峠で、(カシミールでみると)累積標高差約860m、距離約6.5kmで休憩なしで2時間半程度というもので、このデータだけだと割とお気軽なコースである(はずだった・・・)
そんなわけで、7時半に自宅を出発し、北陸道、名神高速などを経由して、10時半過ぎに出発地である「鎌掛峠」についた。
10時55分に「鎌掛峠(302m)」を出発、まずは「宝殿林道」経由で「猪ノ鼻ヶ岳」へと向かう。すぐに林道と別れて登山道に入る。しばらくはなだらかであるき安い道だが、「猪ノ鼻ヶ岳」の裾を巻くようになってしばらくすると、赤テープに導かれて、いよいよ山頂への急登が始まる。相変わらずの不摂生メタボリッカーにはきつい登りであるが、ぜいぜい言いながら登ること10分ほど・・・11時31分、めでたく山頂に到着\(^O^)/
と・・・ここで大問題が発生・・・右足に違和感を感じたので足下を見る070503inohana02.jpgと・・・な、なんと、靴底が後ろの方からぱっくり剥がれかけているではないか(´・ω・`)・・・そうなのだ、いわゆる ポリウレタンの経年劣化というやつが発生しちゃったんですねぇ。そういえば、前の山行で土踏まずのあたりにうっすらと亀裂が入っていたのを見たことを思い出した・・・が、いまさら遅すぎ&馬鹿すぎ・・・。
何はともあれ、対策は後回しにして、恒例の記念写真&ちょっと早めの昼食をとることに。某山系出版社の「県別登山ガイド(旧版)」では、それなりに展望が あるようなことも書いてあったが、見事に樹木が成長していて、展望はまったくなく、ちょっと離れたところから「ブルーメの丘」が見える位であった。
そんなこんなで約30分がすぎ、いよいよ次の目的地へ。といっても、そのままでは歩けないので、応急措置を考える。その昔はウエストポーチのなかにビニー ルテープや換えの靴ひもが入っていたのだが・・・で、ようやく見つけたのが某スポーツドリンクのおまけのポーチの紐・・・さすがに短くて一重しか巻けない が2本あったので「踵」と「土踏まず」の2カ所を縛って・・・出発!!070503inohana03.jpg
足下に不安を残しつつ、30分ほど前に登ってきた急登を下る。アッと言う間におりたところには、さっきはなかった「宝殿ヶ岳→」の道標が???・・・ということは???きっと先に降りたんだろうと言うことにして先を進む。途中、くり饅頭みたいなキノコを見つけた。
道は左側が谷になっていて細く歩きよいとは言えない。やがて、宝殿林道に出たが、反対側からだときっとわからない入り口になっていた。
林道をちょっと歩いて「砥山」への尾根道に入る。こちらもしばらくは緩やかだが、やがて「猪ノ鼻ヶ岳」の時より急な登りに・・・。再び、ぜいぜい言いながら登ること10分ちょっと、漸く山頂についた。
こちらの山頂はスッキリとまでは行かないものの、一部分(たぶん鈴鹿方面)の展望が開けていて、ちょっと明るい感じであった(松の枯れ木に登ればさらに見やすい・・・)。
15分ほど休んでから、「猪ノ鼻ヶ岳」以上の急登を下り始める・・・が、そこで再び悲劇が・・・今度は左足に違和感を感じ・・・そうなのだ、今度は左足の方が負荷に耐えられず剥がれてしまったのだ。
さすがに2度目ともなると妙な落ち着きもあった、と言うより同じ日に両足ともダメになっちゃうところに妙に感動を覚えてしまったのであった。
とはいえ、こちらも応急措置をしなくてはいけない・・・が紐はもうないので、右足の土踏まず用をはずして踵を縛ることに・・・まぁ、大丈夫だろうが、いやはや参りました。
両足に不安を抱えつつ、無事、急登を下り、再び林道へ。ここからあとはシャクナゲ鑑賞だけなので楽勝!!のはずだったのだが・・・「鎌掛谷」への降り口のと思しき場所にいくと「猪ノ鼻ヶ岳」の頂上で逢った女性2人組がおられて、道がわからないとのことを・・・なんでも、一度は下ったらしいのだが、道を見失ってもう一度登ってきたのだとか・・・さらに別の方はそのまま谷に降りていってしまったとか・・・(´・ω・`)
念のために林道を先まで歩いて降り口を探すがそれらしいものは見あたらないので、最初の場所に戻りとにかく降りてみることに・・・が、言われていたような 印がないことはなく(先行した方達は最初で間違ったそうだ・・・)、そのまま順調に谷へと・・・が、やっぱりどんでん返し!!「左右は倒木、前は急な下 り」という場所で、印を見失ってしまったのだ。
結局、右の倒木の先に印はあったのだが、10分ほどうろうろとする羽目070503inohana07.jpgに・・・前述の「県別登山ガイド(新版)」には「わかりづらいルート」との記述はあったが・・・ちょっと甘かった(´・ω・`)
その後は、倒木がいくつかあったりしたものの、道はわかりやすく15分ほど歩いて、めでたく鎌掛谷ホンシャクナゲ群落に到着。
が・・・出口には「警告 これより先は、登山道も無く大変危険です。」の看板が・・・ここに降りてきた我々って・・・
シャクナゲの方はというと、今年はなんでも裏年だそうで、豪華さはイマイチだ07503inohanagatakemap1.jpgったが、タイミング的にはちょうど良かったようで、それなりに楽しむこともできた。
ちなみに、ちょうどこの日はシャクナゲまつりも開催されていて、いくつか出店であったので、観光客に混じって、名産の「日野菜(一本漬)」を買って、降り出した雨の中を出発地へと向かった・・・が、思っていた以上に「掛峠」は遠かったのであった(´Д`)。
峠に戻って来た時点でまだ3時をちょっと過ぎたところだったので、「道の駅」と「神社」をいくつか回って帰ることにした。
まずは、猪をお祀りしていることで有名な「馬見岡綿向神社」へ。こちらもちょうど「日野祭」の日だったこともあって境内にはたくさんの人たちが・・・ご朱印も無事、頂けた・・・押印済みのものに期日を入れる配布用のものだったが・・・。
続いて、道の駅「あいの土山」とお向かいの「田村神社」へ・・・と、ここまでは順調だったのだが、この後が大誤算!!
1号線経由で名阪国道に入り、「いが」、「あやま」と回って帰るはずだったのだが、東名阪の渋滞の影響で鈴鹿越えのあたりで大渋滞に突入・・・抜け出すの に2時間以上かかって「あやま」は幻に・・・やはりGWは甘くないことを痛感・・・結局、「いが」で一日に1200食も売れるという「伊賀牛の牛丼(うど ん付のミニ牛丼セットだったけど・・・肉がとろーりとしていて美味かった!!)」を食べて帰路へと向かったのであった。

070503inohana011.jpg070503inohana01.jpg







鍵掛峠から見た「猪ノ鼻ヶ岳」(L) 山頂の三等三角点(R)
070503inohana041.jpg070503inohana04.jpg







宝殿林道から見た「砥山」(L) 山頂(R)
070503inohana09.jpg070503inohana091.jpg







馬見岡綿向神社の拝殿(L) 神猪の石像(R)
070503inohana10.jpg070503inohana11.jpg







田村神社の拝殿(L) 「伊賀牛の牛丼」(R)

本日の脳年齢:26才3ヶ月(前日比:+4才2ヶ月)

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男性
職業:
口述業
趣味:
道の駅きっぷ・ご朱印・テレビ・山・生き物
自己紹介:
石川県白山市在住のテレビっこおやじ。元鳥ばか・・・ずっと虎ばか、
道の駅きっぷとご朱印を求めて西へ東へ徘徊、たまには甲子園に出没・・・したいが、分不相応に忙しくて思うように徘徊出来ないのが悩みのタネ。
ちなみにお気に入りの選手は、ひーやんと林ちゃん!
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